コートジボアール戦でチェックしておきたい3つのポイントとは

今日のクローズアップ現代と、お気に入りの記事を読んでコートジボアール戦のチェックポイントについて整理してみました。

 

まず日本の攻撃のキホンは左サイドからなので、ここからちゃんと組み立てているかチェックしたいですね。

日本は長友、遠藤、本田、香川あたりで左サイドから攻撃して、ゴール前のニアに柿谷、ファーに岡崎が飛び込むという左サイド偏重の攻撃スタイルです。特にコートジボアールは日本とタイプが似ているメキシコに1-4で負けているし、DFにスピードと90分間続く集中力がない(ここは日本もあまり人のことを言えないと思いますが)ので、トップスピードでのスプリント回数がずば抜けている岡崎がキーマンになるであろうということです。

ここまではいくらなんでも日本をちょっと研究すればすぐわかりますよね。ただ、研究したからといって実際に対応できるかどうかはまた別の話です。果たしてコートジボアールの守備陣がどこまでできるのかなと。


もし左サイドからの攻撃をコートジボアールがきちんと抑えてきた場合には、ザンビア戦を見ると以下の攻撃オプションがあることがわかりました。

  • 吉田からのフィード

もしコートジボアールが左サイドを完全にチェックしてきたら、CB吉田からのフィードから崩すオプションがあります。守備では散々叩かれている吉田ですが、攻撃の起点となるのが彼の持ち味ですね。もし左サイドから攻撃できていない場合、ザックがカードを切る前までは吉田が攻撃参加しているかどうかが次のポイントになります。

  • 森重と大迫、酒井宏樹あたりで右サイドからの攻撃オプション

そして今野が森重に、内田が酒井宏樹にと右サイドの選手が攻撃的な選手に交代した場合、左サイドではなく今度は右サイドからの攻撃をチェックしたほうがよさそうです。おそらくこのパターンはあまり知られていないと思いますので、うっかり先制されてしまいずるずると後半になっても硬直している場合には、ザックがこのカードを切ってくる可能性が高いのかなと。


W杯では初戦に勝つとグループリーグ突破確率が84%に跳ね上がりますので、このコートジボアール戦は先制さえしてしまえばかなり日本に有利になります。逆に先制されてしまった場合には怖いのですが、そこはここ数試合での逆転勝利した力を見せてもらいたいですね。

というわけで、順当であれば日本が勝つ確率は高そうですが、何があってもおかしくないのがサッカーなので、やっぱりドキドキしながら観戦するんだろうなあ…まあいいか。


<参考文献>

2014W杯前夜、日本代表対ザンビア代表のレビュー 「良い知らせと悪い知らせ」 - pal-9999のサッカーレポート

“運命の初戦”どう挑む - NHK クローズアップ現代