30.46

女子モーグル上村愛子選手は決勝で4位と、長野から数えて5回目の今回も残念ながらメダルに手が届かなかった。でも彼女の滑りは予選から回数を重ねるごとに良くなり、決勝で見せた滑りは解説者に「今までで最高の一本」と言わせるくらいで、彼女にとっても満足のいくものだったと思う。

 

採点結果を見るとターンとエアーがどちらもあまり評価されていなかったみたいだから、おそらく根本的にスタイルを変えないと難しいのかもしれない。ターンで4点台、エアーでもどちらかが2点台を出すことができれば表彰台に乗ることができたのだろうね。

 

でも、五輪の決勝というムチャクチャ緊張する舞台で積極的な滑りを見せてくれた。上村選手のタイムは30.46秒と、決勝に残った選手の誰よりも速いタイムだった。

 

正直に言えばメダルを獲って欲しかったけど、「渾身の滑りができたので満足です」ってインタビューに答えていた時の笑顔を見ていたら「まあメダルなんてどーでもいいか」とも思ってしまった。

 

何はともあれ、おつかれさまでした。これからも、ずっと応援するよ!