ウルグアイ戦、日本はそんなに守備がダメなのか？

 今回のウルグアイ戦が残念な結果に終わり、ザックや選手のコメントをひと通り読んでみた。その結果、僕が考えたのは以下の3点だった。

・そもそも選手が持っている能力の絶対値が足りない

東アジアカップはあくまでもアジアのチームが相手なので日本が主導権を握れるが、ウルグアイはFIFAランキング12位と格上なのでコンフェデ杯と同じような内容になるのは想定内だろう。完全に相手の方が一枚上だったということ。

・守備はディフェンスだけではない

直接的な原因は吉田をはじめとするディフェンス陣にあるが、香川がコメントしていたとおり守備は全員が意識を高める必要があり、岡崎はむしろ前線がミスをしていたことによって後ろに負担をかけていたと反省している。

・決定力が足りない

確かに4点取られたのは反省すべきであるが、それでもウルグアイ相手に2点を返しているので、もっとチャンスの時にきちんとゴールを決めることが大事だろう。そのためには岡崎がコメントしていたがシュート前にフェイントを入れたり横パスを出すなど、ゴール前のひとひねりをいかに冷静に行うかが重要なポイントになる。

では、これからどうすればいいか。

選手が危機感を持って、所属チームで成長すること。

シンプルだけどそれに尽きる。

ただ、ザックが敗因にあげたコンディションはちょっと疑問を感じる。相手の方が長距離移動や試合環境など悪条件が多いと思うので、そこはあんまり理由にしないほうがいいかと。

というわけで賛否両論あるけど、僕は冷静に来月の試合を見てみたい。